こんにちは、理学療法士の浜田です。

今回は、転倒についてのお話をさせていただきたいと思います。

実は転倒の要因としては内的因子・外的因子に分けられます。

内的因子	身体の状態による原因 関節可動域制限、筋力低下、視力低下 バランス能力低下、認知機能低下、など
外的因子	自分以外環境などの原因 家電のコード、段差、照明、履物 薬剤の作用、床の材質や広さ、など

内的因子のように自身の体の状態に目が行きがちですが、それ以外にもリスクが潜んでいることがわかると思います。

そして、この内的因子・外的因子が重なって起きてしまう転倒もあります

内的因子に関しては、なんとなくイメージできるのでは無いでしょうか？

なので、以下は外的因子についてまとめてみます。

外的因子　-　自分以外環境などの原因

家の中で歩く動線の中で足元に物があるところはありませんか？

コンセントのコードや箱などいろいろなものが足元にあることによって転倒リスクは高くなります。

例えば履物、スリッパなど踵が無かったり柔らかったりしてしまう履物では脱げそうになり、そのまま滑ってしまう、段差や物につまずいてしまうことはイメージしやすいことと思います。

これでは、いくら身体の機能が上がってきたとしても、力が発揮できません。

履物を履くのであれば、踵があるしっかりしたものを選ばれると

安心です。

そのほか、床は濡れているなど、時期によっては湿気で湿っていることで滑りやすくなる材質もありますので注意が必要です。

その際には、支えや手すりの設置、床に何か滑りづらいものを敷くなどの工夫が必要になってきます。

少しの工夫でもリスクを軽減できるものです。

是非試してみてくださいね！